DeliciousTaylormadeテレキャスターカスタム　1958Style“TL-58”レプリカ1959年6月に正式発売されたテレキャスターカスタム。こちらはその完成までの過程で産まれた1958年型プロトタイプモデルのレプリカです当時、質素で飾り気のないエスクワイアーやテレキャスターの上位機種として、より豪華な装飾を施した「カスタム」モデルの計画が始まりますそれはギブソンの影響を色濃く受けたレスポールカスタム的な豪華なバインディングを施したモデルの計画であり、その完成までの紆余曲折で様々な珍品プロトモデルが試作されました時を同じくして、レギュラーラインのテレキャスターは逆に生産利便性を重視した量産体制を加速させていた頃で、トップローダーブリッジや単色塗り潰し塗装が広く採用され始めた1958年後半から59年にかけての事ですその両極端な時期に試作された特殊な仕様で、ギブソンの影響を色濃く反映しP-90をフロントに載せ、ハードテイルのテレキャスらしさを無くしたトップローダー6駒ブリッジを採用した独特のまろやかな鳴りを再現したモデルですローズ指板にネックはボリビアンローズウッドかと思います。指板2Fに少し傷がございますボディは艶のあるレッドでエイジドダブルバインディング仕様。擦り傷が少々ございますストリングガイドは丸型でビンテージマイナスネジを使い、チューナーは飴色に経年した白ボタンペグを使用。セレクターノブも飴色のトップハット型をチョイスしたビンテージスタイルで統一しました配線材は一部に1950年代のWE、ハンダは1960年代ケスター44、ポットは24mm、トーンコンデンサはビンテージバンブルビー、ボリュームにはビンテージAstronコンデンサを採用フロントPUは少し古いエピフォンのP-90を改良し、リアもフェンダー純正PUを改良したものを載せています音色は、メープルネックでは出せないローズ系の豊かな鳴りが、P-90の太くも明瞭な音とマッチし輪郭のはっきりとした芳醇でジャジーなトーンを奏でますリアではしっかりテレキャスらしいジャキっとした音が出る様バランスを調整をしています。ミックスポジションではこのギターでしか出せない独特な音色をご堪能頂けますパーツは全てレリック仕様につき、抵抗のある方はご遠慮ください